JR山崎駅前で書店やカフェを運営されている西田本店さんにて、シリーズ「京都 大山崎物語」第3弾となる、「煎茶」が、平成26年3月より販売開始になっています。
茶葉は京都産で、製造は千利休にちなんで、堺の名店『茶寮つぼ市製茶本舗』に依頼されたとのこと。
西田本店さんによれば、お正月に、実家(堺)に帰省した折、『茶寮つぼ市製茶本舗』さんへ。そこでいただいたお茶とお店の雰囲気に感動し、帰宅後すぐに連絡をとりオリジナルのお茶を作っていただけることになったそうです。
中身のお茶は、テトラポット型のティーバッグで、18個入りと(800円+消費税)10個入り(400円+消費税)があります。18個入りのものは、贈り物用にできるように和紙の包装になっています。
何人かで味見をし、つぼ市さんも何度も足を運んでいただいて、やっと決まった味とのことです。
といわけで試飲です
4月のすてき発見市で購入し、早速試飲です。
いつも使っているポットに入れます。
2人分を用意。茶器は気に入りの芦田尚美 さんのアメツチを用意。
いざ試飲です。
味わいはまろやか。苦味が抑えられているのが好印象で、非常に飲みやすい。
控えめな素朴さと、ほどよいざらつき、喉を通り過ぎた後には、舌の上に優しい温かさの名残を残します。
朝に飲みましたが、とてもほっとする気持ちになれました。
大山崎の歴史に思いをはせ、できるなら、茶室で例の国宝の「待庵」の中で飲んでみたいものです。もちろん無理でしょうけど。
大山崎物語シリーズは、「煎茶」も含めて、西田書店で購入することができます。